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漢字の話(2)

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昨日の日記では、漢字を用いた問題が
実にクイズと親和性が強く、日本語では
非常に問題が作りやすいということを解説しました。

漢字の話だけで、相当話を作れそうですので
ナンバリングを分けていますが、本日はその2回めでございます。
今日のお話は、漢字そのものの雑学です。

唐突ですが、現在漢字と言うのは
何文字ぐらい存在するか、皆様はご存知でしょうか。

漢字は世界で確認できる現在も利用されている文字の中で
最古の文字の一つと言われており、その成り立ちは古代中国に有ります。
世界でも珍しい、文字自体が意味を持つ表意文字であり
漢字がわかると、見ただけでその意味がある程度把握できる強みがありますね。

さて、その漢字の総数ですが正確な数は誰にもわかりません。
ただ確実に言えるのは、過去から今までで10万文字以上が存在したということで
今も、本場の中国では漢字が生み出されていると言います。
例えば、最近見つけた面白い記事では

この漢字読める?中国で最も複雑な漢字とは?

と言った記事があり、とても複雑な難しい字が紹介されております。
また、私が過去新聞でみた記憶があるのが、最近生み出された漢字として

口、


という漢字(一文字変換が当然できないので、近い形を組合せて強引に作りました)があり
これがどう読むのかというと、どうやらパソコンを表すみたいです。
口の部分がディスプレイで、「、」の部分がマウス、そして ̄の部分が
キーボードに見立てられた漢字のようです。
ここまで来ると、もはや言語遊戯の域ですね。

漢字は中国のものというイメージが強いですが
実は、日本で作られた漢字として
国字と呼ばれる漢字があります。

中国で作られた漢字を、日本で組合せて
オリジナルの漢字を作ったわけですが、これが意外と種類が多いのです。

意外なところでは、例えば「働」という字。
実は、これ国字です。日本では労働とか使いますね。
音読みまで存在するので、これが国字だと知っている人は意外に少ないのでは?
ちなみに、中国にも労働という同じ意味の言葉がありますが
中国語での表記は、「労動」です。

他にも、身近なのは畑ですとか枠ですとか、峠ですとか。
実に上手く創りだされた漢字ばかりです。

この国字は、現在1500を超えるともされ、上記のように一般で使われているものから
存在自体が怪しい物もあるようですね。
いやはや、日本もなかなかどうして漢字文化に強い影響を受けているようです。

国字という概念は身近なようで、普段意識されていないものでもありますので
国字の知識などは、クイズゲームをやる際に知っておくと役に立つかもしれません。
タグ:国字 漢字
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