クイズゲーム紹介の記事になります。
タイトルの通りで、現在プレイできるクイズゲームの紹介や
過去、アーケード(業務用)、コンシューマー(家庭用)ゲームとして
登場したクイズゲームの紹介などもしていければと思います。
自分がプレイしたことが無いゲームも数多くありますが
データベースとしての紹介を目指していきます。
最初の紹介として取り上げるのは、2014年現在で
容易にプレイできるアーケードのクイズゲームです。
クイズマジックアカデミー(QMA)
当サイトでも、問題収集のためにメインにしていこうと思っているのが
コナミから発売されている、現在も全国のゲーセンで絶賛稼働中の
クイズマジックアカデミー(以下QMA)です。
2003年7月24日に第一作が本格稼働し
その後、1年に一回ぐらいのペースでバージョンアップが施され
現在、10作目まで続いている息の長い人気シリーズです。
e-AMUSEMENTカードと呼ばれるゲームの成績を残せるカードを購入することで
自分の戦績を残すことが可能で、オンラインでつながっているため
全国の顔も知らないクイズ好きと対戦できるのが魅力。
オンラインのため、問題の追加・差し替えが容易で
定番ネタから最新時事ネタまで、ありとあらゆるジャンルに
アンテナを張り巡らせないと、なかなか厳しいゲームです。
クイズゲームであると同時に、様々な自分の分身となるキャラクターを
ゲーム内で選べるようになっており、この辺りは実にゲームだなと思う次第です。
現在、配信されている問題数は公式サイトによると
20万問以上収録されているということで、問題数は度重なるバージョンアップにより
更に増えています。
2012年11月には、世界で最も収録問題数が多い(当時は総数197429問)ゲームとして
ギネス世界記録に認定されています。
アーケードだけではなく、スマートフォンのアプリだったり
家庭用への移植(タッチペンが使えるニンテンドーDSに2作)もされ
更には、ゲーム内のキャラクターを使ったグッズ、CD、果てはOVA化など
ゲーム外でも、1つの勢力を持っているゲームにもなります。
現在は、10作目に当たる天の学舎(まなびや)が絶賛稼働中で
全国の猛者が、上を目指すべくしのぎを削っています。
以下に、現在マジックアカデミーで採用されているルール・クイズジャンル・形式を紹介します。
なお、この問題形式やジャンルも作品を追うごとに追加されているので
このページの記述は、後に意味を成さなくなる可能性もあるかもしれません。
ルール(メインモードの全国トーナメントについて)
・回答は全て、タッチパネルで選択、またはタイピングしていく形式。
・全国のプレイヤーと無作為にオンラインマッチングをし、16人でのトーナメントを行い優勝を目指すモード。
・16人のプレイヤーは同時間に、オンライントーナメントを選んでいる、同組(成績に応じて自分の階級が変動する)の生徒とマッチング。16人集まらない場合は、穴埋めでコンピューターが配置される。
・マッチングまでの間、予習として下で挙げるジャンル・クイズ形式から好きなモノを選んで問題を解ける。ただし、予習は不正解でも回答は出ない。(PASELIという電子マネーサービスを使ってプレイすると、回答も教えてくれる)
・下のリーグでは、どうやら必ずコンピューターが何人かはマッチングする仕様のようである。
・クイズは合格点以上の点数を取らないと先に進めない予選(取れなかった場合は脱落)・準決勝(上位4名が勝ち抜け)・決勝で争われる。
・脱落した時点で1プレイ終了。
・各パートでは、予選10問(5問ずつ2つのジャンルが選択される)、準決勝8問(4問ずつ2つのジャンルが設定される)、決勝、4人のプレイヤーが選んだジャンル形式問題×3=12問、100点満点を上限に争われる。
・不正解は当然0点。正解でも、回答時間により点数が変動し、早く答えれば答えるほど高得点。
クイズジャンル
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文系学問・・・文学の作者であったり、歴史上の事件・人物。美術関係。ことばの問題など。
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理系学問・・・数学、算数、理科、化学、生物などの理数系問題。
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アニメ・ゲーム・・・漫画、ゲーム、アニメ、特撮、ライトノベルなどのサブカルチャー系問題。
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芸能・・・テレビ番組、ドラマ、映画、俳優、映画監督・音楽などの問題。
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ライフスタイル・・・生活に関連する問題。グルメ、生活、ホビー、ファッション系問題。
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社会・・・時事、政治、事件、地理、政治、経済などの一般常識系問題。
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スポーツ・・・スポーツ全般。野球、サッカー、格闘技、F1、オリンピック系問題。
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ノンジャンル・・・全てのジャンル問題から無作為に選ばれる問題。
問題形式
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○×クイズ・・・クイズ形式では最もオーソドックスな形式。2択問題とも言える。○×以外にも画像などで正解を選ばせる問題もある。正解率50%なため、マニアックな問題が手軽に作れるため、実は知識が無いと結構厳しい形式。
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四択クイズ・・・確率4分の1。正答率25%なため、極めるとかなり強い問題形式。クイズとしてはオーソドックスなジャンルだが、それ故知識の正確性などが求められる玄人向け問題。
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連想クイズ・・・4つのヒントが出され、4択で用意されている回答の中から、ヒントから連想される回答を選ぶクイズ。ヒントは最初のヒントはマニアックなヒントで、徐々に答えに近い(または確定の)ヒントが出されるが、先のルールの性質上、最終ヒントまで見ると得られる得点が低くなるという、結構じれったい問題形式。最初のヒントだけでは、回答全てが当てはまると言った例も多く、上級者も泣かされる問題形式かもしれない。
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タイピングクイズ・・・画面に文字パネルが用意され、自分で答えをタイプして答える問題形式。ノーヒントの問題も多く、純粋な知識を求められる玄人向け問題。ただし、その性質上あまりにもマニアックな問題は出しにくいかもしれない。極めるとかなり強い問題形式。
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キューブ・・・問題表示画面に、最大8面体(打てる文字数が最大8文字なため)の立方体が回転し、記載されている文字を並び替えて答える形式の問題。タイピングより文字列のヒントは出ているので難易度自体は低いが、キューブは常に回転しているため、時間制限があるので読み間違えてしまうことも多々有り。また、同じ文字が何度も使われているとその数の把握にも苦労する。問題が分からなくてもそれらしき形にしてみると正解したりすることもあるので、アナグラム力があると良い。
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エフェクトクイズ・・・画面にヒントとなる文と、その答えがダイレクトに表示されるタイピング系問題。(稀に画像なども表示される)答えは画面に出ているのだが、徐々に全体が明らかにされるため、慣れないうちは正解は出来ても点数が低かったり、入力がしきれなくて時間切れになってしまったりする。答えが出ているから簡単ではと思われるが、1つの表記で幾つでも読みを作れてしまう日本語では、答えが見えていても読めないという例も頻出する。案外イヤラシイ問題形式。
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並べ替えクイズ・・・画面にランダムで並べられた文字パネルを、並び替えて正答を作るクイズ形式。問題レベルが低いうちは全形式中、最も難易度が低い問題形式のひとつだが、難易度が上がるとかなり難しい問題形式でもある。また、慣れると問題を見ずに用意されている文字で回答を導けたりするが、思い込みからの間違いを犯すことも度々ある油断ならない問題。(例・・・ひつまぶしという問題をひまつぶしで回答してしまうなど)
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文字パネルクイズ・・・予め画面に用意されている10のパネルから、回答に沿った文字を選び答える問題。答える文字数は3~6文字程度。勘で行けることも度々ある問題形式だが、やはりマニアックになってくるとこちらも難しい。一度、選んだ文字列はキャンセルして選び直せないので、事故が多発する問題形式でもある。落ち着いて答えたい。
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スロットクイズ・・・カジノのスロットマシンのようになっている問題形式。スロットに5文字程度の文字があり、そのスロットから正しい文字列を選んで回答を選ぶ問題。個人的にはどうにも苦手な問題形式。幾つかミスリードするような文字が各スロットに混じっており、地味にイヤラシイ。
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順番当てクイズ・・・3~4の文字列、または回答があり、それを正しい順番に並び替て言葉をつくったり、順番通りにすると言う問題。初代の頃(当時は4つの順番を並べ替えで固定)は、予選キラーの問題として君臨し、数多のプレイヤーを苦しめた。マニアックな問題が多く、北アメリカにある川の北からある順にとか、日本人宇宙飛行士の宇宙に行った順など、実に広範な知識が求められる問題形式。
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一文多答クイズ・・・幾つかの選択肢(3か4)が用意され、問題に該当するものを全て選んで回答するクイズ。場合によっては、選択肢全てが回答になるなど、正確な知識が求められる問題。勘で当てにくいクイズ形式で極めると強いかも。
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線結びクイズ・・・左と右に選択肢が用意され、左と右で対応するものに線を結んで関連付けるクイズ。四字熟語問題や、○○がある場所、作家の国籍などに使われる問題。意外と類推し易い問題も多く、クイズに慣れている人なら、問題が分からなくとも関連付けで消去法がし易い問題形式でもある。
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グループ分けクイズ・・・幾つかある選択肢を、予め用意されたグループに正しく分ける問題。全クイズ形式の中ではもっとも答えが類推しやすい形式の1つで、用意されたグループに必ず何か一つは答えが入るため(今のところ、グループ内が0という問題は見たことが無い。私が遭遇していないだけかもしれないが)消去法が非常にし易い。ただし、レベルが上がると選択肢が異様に増える例もあるので、簡単と断言は出来ないのだが。
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画面タッチクイズ・・・示された地図、画像、絵などから該当するポイントを指定して回答するクイズ。ランダムクイズという形式で選ばれる問題で、実際に遭遇する頻度は少なめ。難易度は若干高めか。
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早い者勝ちクイズ・・・性質上オンライントーナメント予選でしか出題されない問題。答えが複数ある問題で、幾つか用意された選択肢の中から早い者勝ちで正答を指定する問題。分かるものはすぐに満員=選択不能になってしまうので、素早い問題把握と回答を照らし合わせる能力が必要となる。
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ランダムクイズ・・・各ジャンルで、系統ごとに絞ったクイズを様々な形式で出題するクイズ。
以上、だいぶ長くなりましたが、QMAの現在のバージョンの仕様となります。
クイズ自体には、各バージョンごとで新形式などが適宜追加されてきていますので
また、何か変化があればこのページも更新されるかもしれません。