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ゲーム関連の一般知識(3)

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今日の記事はゲーム関連の一般知識(2)の続きになります。
引き続き、コンシューマーハードの据置型の流れを追います。

過熱するハード戦争


1990年台に入ると、ゲーム業界は更に活発化します。
まず、1990年に任天堂が、メガドライブに対抗すべく
同じく16ビットマシンのスーパーファミコン(SFC)を11月21日に発売します。

対するNECも、今まで本体外付けでディスクメディアを読み取れるCD-ROM2(ロムロムと読む)
を、本体として一体化させ単独でディスクメディアを起動できる
PCエンジンDuoを1991年の9月21日に発売します。
このPCエンジンDuoが世界初の、ディスクメディアでプレイするゲームハードとなります。

一方セガも、メガドライブへの外付けという扱いで
1991年にメガCD、1993年にスーパー32Xという周辺機器を出すなどして
メガドライブの飛躍を狙います。

しかし結果から言えば、ファミコンの市場を引き継いだ
スーパーファミコンの任天堂がここでも圧勝。
メガドライブは、どちらかと言えば海外で人気が出ていたように思います。

新たなメーカーが参入へ!その名はソニー。


1987年から任天堂、セガ、NECで争っていたコンシューマーゲームハード業界でしたが
1994年、新たな勢力が参入してきます。
そう、プレイステーション(PS)擁するソニーです。

NECは、PCエンジンを多様化させて発売するという戦略をとっていましたが
それは、ユーザーに混乱を招いてしまいました。
あまりにも、種類が出すぎて、ゲーム好きでもPCエンジン系は
どのような、本体が出ているかが分からず、どれを買えばいいのかわからなくなってしまったのですね。
当時は、まだCSゲーム業界が一般化して10年程度であったので
ゲームを楽しむ層の年齢も低く、この大量の本体・周辺機器をリリースする商法は
結局のところ、消費者のPCエンジン離れを招いたように思います。


最終的に、NECはPC-FXという本体を
プレイステーションなどと同時期にリリースしますが
リリースされた最終的なソフト数は2桁に留まり
そのほとんどが、ギャルゲー(いわゆる美少女モノ)に終始したという
ある意味伝説のハードとなってしまいました。
ちなみに、コンシューマーハードで18禁のゲームが出来る
数少ないハードであり、今でもごくごく一部で知名度はあるようです。
このPC-FXで、最終的にNECのゲーム業界からの脱落が確定します。

新たに入ってきた、ソニーは1994年12月3日(ちなみにソニーはこの続き数字にこの後もこだわるようになります)に
ディスク媒体のハード、プレイステーションを出します。
その少し前の11月22日には、セガが同じく64ビットのディスク媒体マシン
セガサターン(SS)を市場に投入します。
大容量ゲームの次世代ゲーム機ハード戦争が一気に加速するのが
1994~1995年頃となります。

そして、忘れてはならないのが、世界第二位のゲームソフト開発会社であるエレクトロニック・アーツの創始者トリップ・ホーキンスが製作したハードで日本ではパナソニックが製造した
3DO REAL(カナダで一番最初に発売した)ですね。
日本では1994年3月20日に発売し、当時のユーザーに期待をもたせましたが
販売戦略のまずさや、キラーソフト不在と言った問題を抱えており
3社ハードの競合に割って入ることは出来なかったのです。
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